子どもがへそをまげたら
滋賀の七田式(SHICHIDA)栗東教室
栗東教室代表blogです。
ご覧いただきありがとうございます。
もう7月。
月日の経つのは本当にはやいですね。
さて、今日はこんなお話。
日々、講師である私たちは
あらゆることに気を配りながらレッスンをしています。
子どもたちは、レッスンの間
いろいろな感情に揺れながら
レッスンを受けています。
講師である私たちは、
子どもたちの些細な表情や目の動き、
態度、波動などから
子どもたちの「心の動き」をキャッチしなければなりません。
「何も言ってないのに、
先生は私のこの気持ちを分かってくれた、察してくれた」
これが、子どもたちの信頼を得るコツです。
先日の園児クラスでのKちゃん(4歳)の話です。
Kちゃんは、
絵描き歌の取り組みの時に
ホワイトボードにマジックで絵をかきました。
そして、
Kちゃんは、私に
「せんせ~、もっと違うのを描きたい」
と言って意欲を見せてくれましたが、
あいにく レッスン終了の時刻だったので
「今日は時間がないから描けないのよ。これでおしまいね。」
と言いました。
すると、
Kちゃんの顔がみるみる曇り、
口がへの字に曲がり
明らかに不機嫌な態度と視線を私にぶつけてきました。
それでもひるまず
何事もなかったように
不機嫌なKちゃんを放ったまま
淡々とレッスン終了の歌を歌い、
レッスンは終わりました。
Kちゃんはそれでも相変わらず不機嫌です。
ぶす~っとしたまま身体をくねらせて
こわ~い顔でこっちをにらんでいます。
お母さまはひょっとしたら
「この子がへそを曲げたらやりにくいのよ!
先生もその辺を察して融通を利かせてくれればいいのに!
帰りの車の中が嫌だな」
と思われたかもしれません。
その後、
お母さまは、先に帰り支度をしてお玄関へ。
一方、
Kちゃんは不機嫌な顔のままレッスンルームにいます。
しかし、
私がKちゃんに言ったある一言で、
Kちゃんはパッと笑顔になりました。
そして、ニコニコで
帰り支度を始めてくれました。
最後のお見送りの時は
笑顔のKちゃんとニコニコとハグをしてお別れしました。
さて、
私は何と言ったのでしょうか?
七田のお母さんならわかりますね?
「子どものこころが動きだすことば」(七田眞著)
これは、一家に一冊、ぜひどうぞ。