教室のお玄関で、履き物にまつわるあれこれ
七田式栗東教室です。
教室でいつも申し上げていることですが、
「しつけ」とは
「しつづける」こと。
親が
「もういい、どうせ何度言ってもできないんだから!」
と投げやりになったりしたら
そこで
しつけは終わりです。
子どもは自分で自分をしつける術をもってないのですから。
同じことを何度も何度も繰り返して
導いていくのが
「しつけ」 です。
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さて、
昨日は久しぶりのレッスンに
たくさんのお母さま&子どもたちが来てくれました。
早速、
教室の玄関でいろいろと思いが巡りました。
まず、
2歳のAちゃんのお話です。
Aちゃんはお母さんと来てくれました。
いつもはほとんど寝ながら来てくれるので
抱っこで来室されることが多く、
お帰りのときに
「私のお靴は?」
「抱っこで来たからAちゃんのお靴はないのよ」
というやり取りがこれまでに何度も何度もありました。
そのたびに
Aちゃんは、
自分の靴を自分で履いてお母さんに褒めてもらっているお友だちを見て
寂しい思いをしていました。
さ~て、Aちゃん。
昨日は寝ないで来てくれました。
当然、お靴を履いて来室です。
Aちゃんは玄関で靴を脱ぎ始めました。
ゆっくりと片方ずつ脱いでいます。
お母さんは傍らでその様子を根気よく見守っていらっしゃいます。
そして
ようやく両方とも靴が脱げ
Aちゃんはそのお靴を誇らしげに玄関に並べ
ニコニコでレッスン室へ入っていきました。
そのあと
お母さんが、
Aちゃんが並べたその靴を
下駄箱に片付けようとされたので
「今日は触らないで。
Aちゃんの置いたそのままにしておいてあげてくださいね」
と申しました。
さて、なぜでしょうか?
栗東教室のお母さんなら分かりますね?
今日は雨模様です。
入学、入園の前の最後の日曜日。
みなさま、おだやかに過ごされますように。