スポーツにおいて勝ち負けにこだわる
滋賀県栗東市の七田式栗東教室です。
ご覧いただきありがとうございます。
今日も
朝からたくさんの子どもたちが来てくれました。
「今年もよろしくお願いします」のご挨拶をしていないのは
残すは
火曜日クラスの子どもたちだけ、
となりました。
松の内は終わっていますが、
今しばらく
お正月飾りを出しておきたいと思います。
さて、今日はこんなお話を。
最近の子どもたちは、
早いうちからスポーツをしている子も多いですね。
しかし、
親のほうが
「勝ち負け」にこだわりすぎるあまり
子どもの気持ちをうまく導けていないケースを
お見かけします。
教室内に限らず
「この前の試合は、●●ちゃんのせいで負けた」
「試合で負けたらお父さんに怒られる」
「明日は絶対勝たないとあかんねん。お母さんと約束したから。」
こんな発言を耳にするたびに
「なんだかな~~~」
と思います。
試合に勝つ=素晴らしい人・褒められる人
という図式が定着してしまうことは
恐ろしいことです。
そのうち、
「負けるかもしれない勝負」に臆病になり、
初めから不参加を決め込む子になります。
負けた人=ダメな人
という意識が芽生え、
「負け」を馬鹿にするようになります。
本当の「勝利者」というのは
「負け」にも思いを寄せることができる人です。
「勝ち」に胡坐をかかず、努力が続けられる人です。
自分だけが頑張ったのではなく、
周りのすべてに支えてもらったからだと感謝ができる人です。
こういうことを学ぶために
スポーツを習わせているのではないのでしょうか?
少なくとも、私が子どものころはそうでした。
最近は
親御さんの方がエキサイトしすぎなのではないかしら?
スポーツを習わせる目的は何ですか?