なぜ、小学生なのに ”幼児コース” に入るのですか?

七田式滋賀代表ブログです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

私どもの教室では

幼児コースがすべて完了したら

次のstepコースへ進みます。

 

4歳、5歳からの入室のお子様は

幼児コースのすべてのカリキュラムが修了していないので

小学生になっていても

くまコースやきりんコースに在籍してもらうことも多いです。

(他の七田式はそうではないと思います。うちだけでしょう、たぶん)

 

なぜなら、

 

6歳までに身につけておきたい「基礎概念」を

身につけないままだと

あとあと、

お子さま自身が困るのを知っているからです。

 

例えば、

「色」

 

色の種類をいくつ言えますか?

当教室の子ども達は100色くらいは言えます。

 

なんで?

 

0歳からコツコツ「入力」してきたからです。

 

 

次に「形」

 

まる、さんかく、しかく・・・

のほかに

円柱、六角柱、三角錐、星形、トーラス・・・など何種類も言えますよ。

 

なんで?

 

0歳からコツコツ入力してきたからです。

 

そう!

 

途中入室のお子様は、

0歳から通室のお子様より

様々な入力量が

圧倒的に少ないのです。

だいたい、4倍違うと言われています。

 

stepコースでは

カードでの単純「入力」はしません。

「出力」に重きをおきます。

6歳を越えているから当然なのですが

「入力」が乏しいのに、「出力」に重きをおいても

意味がない・・・と

 

私どもは思うわけです。

 

だから、

 

「入力」を補うために

 

小学生になっていてもstepコースには進まず

「いぬ」や「くま」や「きりん」のコースに入ってもらうのです。

 

実はこれは、

教室的にはとても面倒なことなんです。

 

異年齢が同クラスに混在している状態、というのは

レッスンを進めていく上で

非常に難易度が高く、

講師の手腕が問われるからです。

 

でも、

基礎の土台がないのに

上に大きなお家は建ちませんからね。

 

だから、

無理を承知で

やるんです。

 

 

だからといって

同じ学年の子たちに

「追いつく」「追いつかないと!」

というのも

また違うんですよ。

 

「追いつく」という類のものではないんです。

 

「追いつく」というと、

別の所に基準があるでしょう?

基準は要らんのよ。

その子その子がどうあるか、ということだから。

 

「うちの子がなんで下の子と同じクラスなんですか?」

と、

怒りの感情が湧いてくるのは

 

もっと、違うの。

 

基礎工事はどうでもいいから、

手っ取り早く見栄えのいい家を建てて下さい。

 

って、ことだから。

親のエゴだよね。

 

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