人は人。自分は自分。を学ぶ教室でもある。

七田式・滋賀代表ブログです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

数年前の

こんなエピソードをひとつ(再掲)

 

小学生の子どもたちの様子を

端的に表しているエピソードです。

 

あるクラスの話です。

 

私が

フラッシュカードの

両面フラッシュ(裏表を見せる)をしている時のことです。

 

「裏面は一緒に言いましょう」

 

と子どもたちに促しました。

 

すると、

 

Aちゃん(仮名)は

クラスのみんなに

ふざけてこのように言いました。

 

A

「ねえねえ、先生の言うことを聞いちゃだめだよ。

無視しよう!」

 

と。

 

すると・・・

 

クラスメートのBちゃん、Cちゃん、Dちゃんは

少し戸惑いの表情を見せながら

Aちゃんの提案に賛成するべく

 

私(講師)の言うことを無視しました。

 

何となく雰囲気を分かっていただけますか?

 

こういったことは 

園や学校で

女子が集団になるとよく起こります。

 

こういう小さなほころびがエスカレートをし、

 

「○○ちゃんを無視しよう」

「○○ちゃんと喋ったらだめだよ」

 

ということにつながるのです。

 

ですので

 

これを

笑って見過ごすわけにはいきませんでした。

 

当然、

レッスンは中断です。

ただならぬ雰囲気になりました。

普段、

ふざけることはあっても怒ることなど1ミリもない私が

「ちょっと待って、今、何て言った?」

と真顔で言うのですから

あたり前です。

 

 

私は

「無視」を先導したAちゃんは放っておいて、

BCDちゃんに向かって聞きました。

 

 

「良いことなのか、悪いことなのか、自分で判断したの?

してもよいと思ったのなら、そのようにすればいいですよ。

 

でも、

 

お友だちに言われたから「いやだなと思うこと」をする

というのは、一番良くないです。」

 

と。

 

人は人。自分は自分。

 

これを小さな時分に 身につけてあげて欲しいと思います。

 

実は、

比較して育てると、

これがまったく身につきません。

 

 

BCDちゃんは、私の話を静かに聞いてくれました。

その後

自分で判断し、レッスンに参加できました。

 

ちょっとした一言、

ちょっとしたセンスが子どもの心を導きます。

良い方向にも、良くない方向にも。

 

ですから、

 

「子どもたちと一緒にいる人、教える人」

その子の人生を左右するくらい、

いつも責任重大なのです。

 

➡➡➡胎教コース(夏受講生)募集中

お急ぎください。入れ違いで満席のこともあります。

 

★栗東教室 https://www.shichida-rittou.jp/course/pregnant

★びわ湖大津教室 https://shichida-shiga.jp/taikyou