1歳過ぎの子。動きまわらせて「探索行動」をやり切らせておかないと次へ進めないのです。

七田式・滋賀、代表ブログです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

さて、

 

 

今日は

1歳過ぎのT君と、お母さまのお話です。

 

T君は1歳過ぎの男の子。

生後すぐの赤ちゃんコースの頃から

教室に通ってくれていますので

かれこれ1年以上のお付き合いです。

 

赤ちゃんコースや胎教コースからの子どもさんは

とにかく活発に動きます。

T君も例外ではありません。

 

赤ちゃんコースのレッスンで、

反射をとるためのエクササイズや

全身のマッサージ、

感覚統合などを徹底的に行うので

身体の運動能力のバランスが

特に高まるからかもしれません。

 

そのため

お首すわりも寝返りも

ハイハイも

上手に早くできるようになります。

 

歩くのも、走るのも速く、

登ったり、下りたり、もぐったり・・・というのも

とても上手になります。

 

ですから

 

自分の意志で行きたいところへ行って、

触ってみたいものを触り始めるのも早いのです。

 

いわゆる「探究行動」とよばれるものです。

 

この時期の子どもは一日中動き回るので

お母さまは中腰の状態で後をついて回ることになり

腰もつらいですし、

非常に体力を使います。

 

自宅ならまだしも

よそのお宅や外出先のお店などでは

物を壊したり、割ったりしないかと

一時も目を離すことはできませんので

神経を使います。

 

また、子どもの集まる場所では

お友だちを押したり叩いたり、

持っているものを奪ったりしないかと

冷や冷やします。

 

「ごめんね」と謝ってばかりです。

 

じっとしてくれているのは

寝ている間だけ。

 

「もうちょっと寝ていてくれないかな?」

と思っているのに

玄関のピンポンや電話の音で起きてしまう

ということも多々あります。

 

毎日毎日この繰り返しです。

 

この時期のお母さま(特に男児のお母さま)は

本当にしんどいのです。

 

夕方になるとヘトヘトで

一度ソファーに座ってしまったなら

そこから動けなくなることもあります。 

 

私も経験者ですからよくわかります。

 

帰省をしたとき

お姑さんが子どもをお風呂に入れてくれているほんの2,30分が

私にとって貴重な「安らぎの時間」だったことを

思い出します。

 

でもね・・・

 

一歳過ぎのこの時期に

動いて動いて動き回って

わらべわざを存分にさせておかないと

いけないのです。

 

「だめ」「だめ」と禁止していてはいけないのです。

 

「将来、

思慮深く落ち着きがあって、

かつ

好奇心も旺盛な子にするために

この大変な時期を乗り越えて下さい。 」

 

とT君ママにはお伝えしました。 

 

お母さまは

「先生たちが見ていてくださるから頑張れる!

しんどいけど逃げません!」

とおっしゃいました。

 

これが正しかった、と分かっていただけるのは

まだまだ先です。

10歳くらいになれば

わかります。

 

このように

 

教室に来ていただけると

定期的に

お子さまの様子を把握して

適切なご指導ができます。

 

通信教育やリモート講座にはない

魅力ですね。