「全部答えが合ってたら100点なんだよ。」

滋賀県の七田式認定教室

七田式栗東教室です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

七田では、

右脳記憶力の習得のため

直感像(写真記憶)のトレーニングが欠かせません。

 

そのうちの一つに、こういうものがあります。

 

1、講師がお手本となる絵を数秒見せます。

 

2、子どもたちは、右脳を使って、

そのお手本をイメージで記憶します。

 

3、そして、瞼を閉じて瞼の裏に映してから

 

4、実際にそのお手本通りにチップを置いたり書いたりして

「絵」を再現する。

 

 

というトレーニングです。

 

 

私は

「ぜーんぶ置けたら100点」

と言っています。

 

子どもたちも、

「全部置けたら100点」

ということで

いつも

気楽~にやってくれます。

 

「気楽~に」

というのがミソで、

「気楽~に」

やっていると、

だんだんと正解率が上がってきます。

 

 

が!!

 

先日、

ある母子分離クラスにて、

こんなことが発生しました。

 

Sちゃんが、

おとなりのMちゃんの絵を見て

こんな風に言ったのです。

 

「Mちゃんダメだよ。ちゃんと見てたの?

間違ってるよ。全部答えが合ってたら100点なんだよ。

だから、Mちゃんは100点じゃない。」

 

あらあら、

これは!

なんということでしょう。

 

『おうちで何かがあった』

のは明白です。

 

私は、

フラッシュカードを繰りながら

Sちゃんの心を開くように

さりげなく言葉を挟んでいきました。

 

 

すると・・・・

 

 

Sちゃんの顔が徐々に徐々に

曇っていって、

最後には

しくしく泣き出してしまいました。

 

どうやら、

お家の方に、

 

「全部合ってないから、これは100点じゃない」

と言われたそうな。

 

 

お家の方は、

軽い気持ちで言われたのか、

あるいは、

Sちゃんの勘違いかもしれません。

 

しかし、

確かに

Sちゃんは、

「否定された」

ショックを受けてしまったのです。。

 

 

子どもたちが

毎日毎日取り組んでいるプリントありますね?

 

あれは

どんな時でも

笑顔で花丸を付けてあげて下さいね。

やって当たり前、と思わないで下さいね。

 

「ここまでできないと、認めない」

 

という親の勝手な基準は

どうぞ無くしてね。

 

 

子どもの大きな広い心が

どんどん縮んでいく音が聞こえてきます。

 

 

基準のない中で育てられた子はどんどん伸びて、

高い基準で育てられた子はアタマを打つ、

 

ということを

 

いつも、いつも

お忘れなきようにお願いします。

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ありがとうみかんの実験
97日経過。

ありがとうみかんのみずみずしさが
素晴らしい。

やはり言葉にはエネルギーがあるのです。