お友だちを叩いても、道路へ飛び出しても、叱らないの?(「ラベンダー通信」より)

滋賀県の七田式(SHICHIDA)栗東教室

栗東教室代表blogです。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

昨日は蒸し暑かったですね。

季節が一気に進んだ感じです。

長かったこの一週間もあと少し。

頑張りましょう!

 

さて、

 

最近、

『叱らない子育て』という言葉をよく耳にします。

よくやってしまいがちなのが、

『叱らない子育て』=『放任』という図式です。

 

『叱らない』といって

どんな場合でも叱らない方がいらっしゃいます。

周りから見れば『放任』と思われてもおかしくないでしょうね。

 

お友達を叩いた、道路に飛び出した、

というようなことに対しても

『叱らない』というのは明らかにおかしいです。

 

お母さんがいない時でも

「善悪の判断ができる」ようにしてあげるのが『しつけ』なのに、

これをしないというのは

『善悪の判断が自分でできないまま成人させてしまう』

ようなものです。

 

『叱らない』というのは、

頭ごなしに怒鳴ったり、威嚇したりしない、

という意味にとらえて下さい。

 

もし、

お子さんが間違ったことをしてしまったら

「諭す」というのが正しい対処の仕方です。

 

子どもは幼稚な存在ではありません。

善悪の判断基準を持ちたい!と思っています。

そして、

この判断基準を一旦持ってしまえば、

それこそ

『叱られるようなことをしない子』になるので、

親が諭す場面も減っていきます。

 

ただ、

この『叱らない』子育てを実行するには、

大変重要なファクターがあります。

 

それは、

母子の信頼関係がしっかりと培われている、

ということです。

 

私たち大人も、

自分が心から信頼している人から諭されたら素直に聞いて従えることも、

全く信頼関係のない人に対しては

素直に従えないどころか、反発しませんか?

 

要は、

お母さんとお子さんが心からつながっていて、

 

「お母さんは僕のことを本当に愛してくれている。

お母さんは僕を信頼して認めてくれている。」

 

とお子様に思われていることこそが、

『叱らない』子育ての原点なのです。

 

七田では『母子一体感』と呼んでいます。

 

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