生き物を飼う経験をしてほしいです

SHICHIDA栗東教室 

滋賀県の七田式公認教室、

七田式栗東教室です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

「体験」「経験」の大切さをよくお話しますが、

生き物を飼育するということも

大切な経験だと、

栗東教室ではお話しています。

 

なにも

ネコやイヌだけがペットではありません。

 

文鳥でも、インコでもいいし、

金魚やハムスターでもいい。

カブトムシやクワガタも立派なペットです。

 

自分が世話をしなければ「死んでしまう」

という責任の伴う真剣な体験を

小さなころから、

ぼちぼちとさせてほしいのです。

 

「邪魔くさい」

「お世話が大変」

「臭いがいや」

「散歩が大変」

などと言っていては

子どもの心を育てることはできません。

 

 

私も、

小さい頃は、

ネコやインコや手乗り文鳥、クワガタ、かぶと、ひよこ・・・

いろいろ飼ってました。

(飼育させてもらってました。という方が適切な言い方かもしれませんね)

 

ネコと小鳥の同居は、本能的な部分を人間がコントロールしないと

大変悲しい結果が起きるので

子どもながらに

非常に気を遣っていたな~と今も思い出します。

 

捨て猫を拾ってきてこっそり飼ったりもしました。

母親は気づいていましたけどね。

 

忘れもしない事件があります。

 

小学5年生の12月3日。

学校から帰ってきた私は、

母親に「文鳥の餌がなくなってるよ。」

と教えてもらったのに、

その日は

友達と山に秘密基地を作りに行く約束をしていたので

話半分に聞いていて、

文鳥の餌のことなどすっかり忘れて出かけてしまいました。

 

真っ暗になって帰宅すると、

文鳥は餌台近くに固くなって目を開いたまま冷たくなっていました。

 

すごくショックであったことはいうまでもありませんが、

小さな生き物の命はこんなにもはかないということ、

自分の行動を律することができなかった精神力の弱さが

こんな取り返しのつかないことを招いた、ということを

まさに

「体験」したのでした。

 

母親は何も言わず、

一緒にお墓を作ってお線香をあげてくれました。

 

二度とこんな悲しいことは招くまい、

と誓ったのは言うまでもありません。

可愛いがるだけでは・・・

責任もしっかり。。