どうでもよくないこと

SHICHIDA栗東教室 外観玄関

滋賀県七田式認定教室

七田式栗東教室です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

七田は「叱らない子育て」だから、子どもを叱りません。

という誤解をされているお母さまがよくいらっしゃる。

 

と、

七田眞先生はおっしゃってました。

 

「どうでもいいようなこと」にはイチイチ目くじら立てなくても

「どうでもよくないこと」には

真剣に心をこめて叱らないといけない、と思います。

 

七田眞先生は、

 

『 「嘘・わがまま・迷惑をかけること・人を傷つけること」

などのように

我が家の決まりを作って、いつも壁に貼っておいたらいいんよ。

それで、わが子がこのルールを守らなかった時は

しっかりと本気で叱らないといけんよ。』

 

っておっしゃってました。

 

 

もちろん私も、

子どもたちが小さい頃は そうやってやってきました。

 

「この態度はいかん!!」

というときは、真剣に、本気で、全力で叱りました。

 

いつもはなんでも「いいよ」「いいよ」ってニコニコ優しいママが、

鬼の形相で叱るのですから

子どもたちには堪えたんだろうと思います。

 

「なんてことをしてしまったんだろう」

 

って子どもなりに反省して、二度とすまい、って思ったはずです。

 

二人とも、2~3回は、この「鬼の形相」を経験しているでしょう。

それ以来は本当にしつけに関して

困った、大変だ、というようなことはなくて

穏やかな日々を過ごせることができました。

 

眞先生のご指導のおかげだと、今でも感謝しています。

 

でも、

日ごろから「どうでもいいこと」にイチイチ小言を言っていたら

こんな風にはいきません。

右から左。

馬耳東風。

 

しつけのコツは、メリハリではないでしょうか。

 

あとは、

どれだけお母さんがしつけに対して『真剣』になれるか。

 

自分にとって都合がよい、

とか、

自分が楽とか、

世間体がよい、とか

 

そんなのではなくて、

子どものために大事、

という目線を優先しているかどうかも大切。

 

子どもは、そんなところにこそ敏感ですから。

 

 

最近よく感じるのは

 

「どうでもよいこと」に小言をいいすぎて

「どうでもよくないこと」をも、

小言並みにしか叱っていないお母さんが多いということ。

 

メリハリなさすぎます。

 

そうなると、

 

「どうでもいいこと」も「どうでもよくないこと」も

子どもにとっては、おんなじレベル、

ってことになりますね。

 

 

つまり、

靴下を左右逆に履いちゃった、ていうのと

砂場でお友だちに向かって砂をかけちゃった、ていうのが

どちらも同じ程度のこと、

っていう認識で終わってしまいます。