グズグズの原因は？

ファーストクラスの子育て®

心の子育て右脳教育

七田式滋賀岩永リタです。

ご覧いただきありがとうございます。

先日の

＠びわ湖大津教室での話です。

園児のS君がレッスンに来て、

レッスン室の入り口付近で

お母さまと

ゴネゴネと揉めていました。

お母さまは何やらごにょごにょと

諭すようにSくんにお話をされているようでした。

私は、

S君が園の制服のままだったこと、

その日、外はおそろしいくらいの暑さだったこと、

Sくんの髪が「プールの後」のように濡れていたこと。

から、

「帰る」とか「帰りたい」とか

「今日はレッスンしたくない」とか

そういうことで揉めているんだな、と思いました。

レッスン室の中にいたI先生も

そのことに気付いたので

「Sくん、暑くて疲れているのにレッスンに来てくれてありがとう」

と言いました。

その瞬間、

S君の表情が

フッとゆるみました。

あ、やっぱり、

と思った私。

「Sくん、今日はしんどいんだよね。

しんどいからさ、

S君のカバンはママに持ってもらって、

で、

ママのカバンは先生が持って、

それで、

Sくんはママに抱っこしてもらって

甘えんぼちゃんでレッスン室に入る、

っていうのはどう？」

という提案をしました。

ママ「いえいえ、そんな。S、自分で歩けるでしょ！」

（↑あらあら。ママったら！

自分で歩けるのは私もI先生も知ってます）

Sくんは

疲れて、眠くて、しんどい・・・だけど頑張って教室に来たんだよ、

という気持ちを

ただ

知ってもらって

甘えたくて

少しだけわがままを言いたかっただけ。

Sくんが席について・・・

私「今日は朝、眠くて大変だったの？」

Sくん「うん」

私「朝から暑かったから、もう、今日は園に行きたくないな、って思ったでしょ？」

Sくん「うん」

私「けど、がんばって起きて支度して行ったんだ・・・」

Sくん「うん(^^♪」

私「そうなんだ。えらかったね。今度からさ、しんどくて休みたいな、っていう時はママに、そういえばいいんだよ」

Sくん「うん。わかった。言う。」

もう、この時点で

Sくんはニコニコになっていました。

さっきまでのグズグズはなくなって

意欲的な姿になっていました。

子どもが教室の入り口でグズグズ言ったり

帰る、とか帰りたい、とかいうのは

レッスンが嫌いなんじゃないの。

教室が嫌いでもないのよ。

むしろ、

グズグズを言ったら

先生が自分の思いに気付いてくれる、

って思っているから

グズグズ言うのですね。

本来ならね、

これ、

おうちで気づいてあげることですよ。

お母さん達は

教室での講師の対応を見て

学んで下さい。

そのための母子同室でもあるのですから。

通信教育や、リモート教育にはない

リアル通室のメリットは

こういうところじゃないでしょうか？

カードフラッシュならお家でできる。

教材で遊ぶのもお家でできる。

なのに

なんで通室？

お母さんが「心育てを学ぶため」だと私は思います。

私自身も、

昔むかし通室する中で、

教室の先生からたくさんのことを教わりました。

「へ～、そういう言い方をすればいいんだ」

と思って真似をしていたら、

口ぐせまでそっくりになりました笑。

で、話は戻って…

Sくんは

レッスンが終わって帰る時

I先生にはもちろん

「さようなら」とご挨拶をしましたが、

遠くにいた私にも

笑顔で小さく手を振ってくれました。

「わかってくれてありがとう」

っていう感じでした。

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