STEP1の子どもたちの成長(土曜@栗東)

教室代表ブログです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

教室で小学生のレッスン(@栗東)をしていると、

実にいろいろな発見があります。

 

講師の言葉がけや行動、 

そして

こちらの視線、表情、の一つ一つが

子どもたちの考え方や人としての行動規範に

大きく影響を及ぼす、

 

ということを

実感します。

 

週に1回ですら

そんなことになるのですから、

 

小学校の先生方は

毎日児童と接する中で

とてつもなく大きな影響を及ぼしている、

ということですね。

 

責任重大です。

 

それはさておき、

 

教室の小学生コースは

「人間学」が大きなテーマです。

 

毎回のレッスンの中で

子どもたちの心の成長につながる

「しかけ」や「ヒント」を必ず織り込むように

意識しながらレッスンをしています。

 

先の土曜日、

1年前に小学生コースStep1に入ってきた子どもたちの

最終レッスンがありました。 

 

この1年で、ずいぶん姿が変わったなあ・・・と

感激でした。 

 

1年前は、コロナが始まった頃、というのも影響していると思いますが

みんな、貝のように静かでした。

 

私の質問にも

「正解」を探すことばかりを優先し

全く自分の意見や疑問を言うことはありませんでした。

 

仮に

「好きな果物は?」

と聞いたとしら、

おそらく

「りんご」

「私も同じです」

「ぼくも同じです」

 

といった具合になったいたでしょう。

 

1年間をかけて

やっと

人と違う意見を言ってもいい、

人と違っていてもいい

 

ということが浸透しました。

(幼児コースの時は普通にそうだったのにな)

 

また、

イメージの描きだしの際も

みな、自分が書いた絵を見られたくなくて

左腕で(左利きの子は右腕で)

隠してました。

 

「先生は一切ジャッジをしないから

堂々と見せてごらんよ」

 

と言っても

恥ずかしがって見せてくれませんでした。

 

それが、1年経ってどうでしょう!

 

「先生、見て」「みんな見て」

「ねえ、いい事思いついたから見て」

 

ですよ。

 

評価や点数、ジャッジメントがなければ

子どもたちは

こんなにも生き生きと自分のことを表現できるんだ、と

思いました。

 

 

そんなこんなで

4月からは

step2へ進級。

 

 

大事なお子さまを私たちに預けて下さって

本当にありがたく思います。

 

土曜の朝早くからのレッスンは

送迎だけでも

大変なはず。

それをいとわず通ってくださっているのは

おそらく

 

毎日のお子さまとの日常生活の中で

「あ、心が育っているな」という場面があったり

「この子がこんなことを言うようになったのか」

「こんな風に考えているんだ」

「こんな優しい心があったのか」

・・・・など

おうちの方が、

お子さまの心の育ちに気づいていらっしゃるからだと思います。

 

また、

 

この先、わが子が人生を歩んでいく中で

何が大事になってくるのか

ということをしっかりと意識されているからでしょう。 

 

本当にありがたいことです。

 

 

この4月からは現在の年長児さんがstep1へ進級。

「楽しみです!!」と言いたいところですが

本音は・・・またまたいろいろ大変だろうな