【心の子育て】消しゴムが欲しい~~~~の答え

七田式・滋賀、代表ブログです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

さて、

昨日の答えです。

 

一般的には次のような流れになると思われます。

 

Bちゃん「私も消しゴム欲しい・・・」←ちょっと拗ねる

 

Bママ「今日はもらえへんねん(否定)まだハンコが溜まってないからね(否定)

欲しいんだったら、あなたもちゃんと毎日プリントをすればいいんやん(非難)」

 

Aママ「もらった消しゴムを早くカバンにしまいなさい(指示)Bちゃんも欲しがらはるから早く隠しなさい(←これ最悪)」

 

講師「今日はBちゃんは消しゴムをもらえる日じゃないよ。プリントをちゃんとやってきたらあげるよ(←これも最悪)」

 

Bちゃん「欲しい~欲しい~」←大泣きして、拗ねて、とてもレッスンどころじゃなくなる

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

けれども、

私たちの教室は、心の子育ての教室ですから

上記対応にはなりませんよ。

こんな対応になりましたよ。

全く違う結果になりました。

 

↓↓

Bちゃん「私も、消しゴム欲しい欲しい欲しい・・・」←ちょっと拗ねる

Bママ「そうやね、あなたも消しゴム欲しいよね(共感)でも、今日はもらえる日じゃないよ(事実)

ママと一緒に(母子一体感)お絵かきをしてお教室に持ってきて先生に見てもらおうね(今ではなくて未来に意識を向けさせる)

 

Aママ「Aは飛行機の消しゴムをもらったよ。(←この言葉はBちゃんの心の力を真に信頼していないと出てこない言葉です)

次、Bちゃんは何をもらえるかな?(未来に意識を向けさせる)」

 

講師(笑顔満開にて)

「Bちゃんも消しゴム欲しいよね(共感)。そらそうやわ。人がもらってたら自分も欲しくなるのは当たりまえやんな。

Bちゃんが気に入ってくれるような消しゴムを準備しておくから、またハンコを集めてね(未来)。

先生、楽しみに待ってるよ(期待と信頼)」

 

Bママ「あ、そうだ! 出席シールを貼ろうよ。今日は何のシールがあるかな???(場面転換)」

Aママ「Aはトウモロコシを貼ったよ。Bちゃんは何を選ぶの?(場面完全に転換)」

 

その後、

Bちゃんはニコニコでレッスンに参加できました。

 

そして、

 

帰り際、

 

私「Bちゃん、今日はガマンが出来てえらかったね。」

と。

 

2歳代は「ガマン」を学ぶ時期です。

イヤイヤ期、とネーミングしている場合じゃない。

 

子どもの心の動きを見て

伸びる方向へ引っ張っていくことを

お母さまはレッスンのやり取りの中で

学んで下さい。

 

見えない部分の学びを丁寧に。

私どもは、そういう教育をしています。

SHICHIDA栗東教室 金言

 

 

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