一番をほめたたえ、最下位をバカにしてなじる。これさえなければ、子どもは競争することが好きだし、「よ~し、やったるで」という意欲を見せるものですよ。
七田式栗東教室・七田式びわ湖大津教室
代表です。
ご覧いただきありがとうございます。
私は栗東教室にて
小学生のクラスをたくさん担当させてもらっています。
レッスンの中で
時間を計って処理能力を競わせる取り組みをしますが
いつも
大盛り上がりです。
「え?七田なのに競争をするの?」
という話ですね。
実は、
勉強でも遊びでも、
子どもというものは
「ゲーム感覚でやる」ということが
非常に好きなものです。
その特性を利用しているだけです。
ただし、
注意事項があります。
一番になったら→偉い、すごい、優越
ベベだったら→偉くない、カッコ悪い、劣っている
という価値観が一切ない空間である必要があります。
母子同室の幼児コースの頃から
結果ではなく
過程を認め続けてもらってきた子どもたちばかりでないと
こうはうまくいきません。
何が言いたいのかというと
ご両親、
あるいはご祖父母さんの
潜在的、顕在的価値観の中に
「1番をとった人は偉くて価値があるが、最下位は価値がない人で無意味」
という価値観があると
お子さん(お孫さん)は
その価値観を
知らず知らずのうちに持っている
ということを言いたいのです。