人は人、自分は自分。お友だちの言いなりにならないために。
滋賀県の七田式栗東教室です。
ご覧いただき、ありがとうございます。
さて、先週のレッスンでの
こんなエピソードをひとつ。
あるクラスの話です。
私が
フラッシュカードの
両面フラッシュ(裏表を見せる)をしているとき、
「裏面は一緒に言いましょう」
と子どもたちに促しました。
すると、
Aちゃん(仮名)は
クラスのみんなに
ふざけてこのように言いました。
「ねえねえ、先生の言うことを聞いちゃだめだよ。
し~(静かにすること)だからね。
無視しよう!」
と。
すると・・・
クラスメートのBちゃん、Cちゃん、Dちゃんは
少し戸惑いの表情を見せながらも
Aちゃんの提案に賛成するべく
私(講師)の言うことを無視しました。
何となく雰囲気を分かっていただけますか?
こういったことは 園や学校で
女子が集団になるとよく起こります。
こういう小さなほころびがエスカレートをし、
「○○ちゃんを無視しよう」
「○○ちゃんと喋ったらだめだよ」
ということにつながるのです。
ですので
これを
笑って見過ごすわけにはいきません。
当然、レッスンは中断です。
ただならぬ雰囲気になりました。(というか、ただならぬ雰囲気にしました)
私は
Aちゃんは放っておいて、
BCDちゃんに向かって諭しました。
「良いことなのか、悪いことなのか、
自分で判断しなさい。
してもよいと思ったのなら、そのようにすればいい。
でも、
お友だちに言われたから「いやだなと思うこと」をする、
というのは良くないです。」
と。
人は人。自分は自分。
これを小さなときに 身につけてあげて欲しいと思います。
比較して育てると、これが身につきません。
BCDちゃんは、私の話を静かに聞いてくれました。
その後は
自分で判断し、レッスンに参加できました。
ちょっとした一言、
ちょっとしたセンスが子どもの心を導きます。
良い方向にも、良くない方向にも。
ですから、
「子どもたちと一緒にいる人、教える人」はいつも責任重大なのです。
小学生step1のイメトレの描きだし(Kくんの作品)
イメージトレーニングで見えた景色。
「虹色の雨」