【リタ先生の個別育児相談より】Q：お友達におもちゃが貸せず、トラブルになります。その①

ファーストクラスの子育て®

心の子育て右脳教育

岩永リタです。

ご覧いただきありがとうございます。

個別の育児相談で

よくあるご質問を書きます。

Q:お友だちにおもちゃを貸せないことが多くトラブルになります。

A:生後10か月頃に『ちょうだい遊び』をしておくと貸し借り上手になります。

教室のレッスンに何度も何度も繰り返し出てくる『ちょうだい遊び』には

ちゃんと意味があるのです。

もうこの年齢を過ぎている場合でも、

母子のお遊びの中で

貸し借りをして下さい。

上手にできたらすかさず褒めると良いです。

「こういうことをすると、お母さんが喜んでくれる」

とわかれば、

すぐにできるようになります。

どんなに小さな赤ちゃんでも、

「好きな人に認められたい」

「好きな人にほめられたい」

「好きな人を喜ばせたい」

と思うものです。

また他方、

本当に大事なおもちゃで貸したくないものの場合、

お母さんが代わって「貸せない」ことをお友達に説明し、

これだったら貸してもよいというおもちゃを

渡してあげるとトラブルになりません。

次からは、

貸したくないおもちゃは片づけておく、

などのアドバイスも必要ですね。

よく見かける光景で、

いつも、

「それはないよ～～」

と思うことがあります。

あなたのご自宅に

息子さんの友達とそのママが初めて遊びに来てくれましたとしましょう。

そのお友達は、あなたの息子さんのおもちゃを貸してほしい、

と言い、

息子さんは、貸したくない、と言い、

喧嘩になりました。

そんな時

「ちょっと～、貸してあげたら？

ケチやね～　あなたはまたいつでも遊べるでしょ。

ほら、貸してあげて！

〇〇くん、はい、どうぞ」

（と、母が勝手に息子のおもちゃを友達に渡す）

そして、

お友達が帰宅後

「〇〇！！おもちゃを貸さないんだったら、もう家に遊びに来てもらえへんよ！！」

と怒鳴る。

これ、

最悪の対応です。

子どもは母子関係の中で少しずつ社会性を学びます。

母子関係の中で

社会性を十分に育んでから社会デビューをさせると

こんなことにはなりません。

昨今は

入園（幼稚園）が低年齢化してしまっていて、

母子関係の中で社会性を培わないままデビューしてしまう子の方が

割合として多いので

こういったトラブルが非常に多いです。

今回は一般的な回答でした。

明日は、

もう少し踏み込んだ回答をします。

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