子どもがだだをこねるのには理由がある。

七田式・滋賀代表ブログです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

教室をしていると

毎日毎日

お子さまのいろんな姿に遭遇します。

 

私たち講師やスタッフは、

子育て経験もありますし

七田式による学びもあるので

お子さんの姿の原因を察することは

そんなに難しいことでもありません。

 

けれども

子育て真っ最中のお母さまには

分からないことが多いかもしれませんね。

 

子どもが1歳なら、

お母さんも「母1歳」なんだから、

当たり前ですよね。

 

・・・・というわけで

 

今日は2歳前のR君の話です。

 

Rくんは

いつもニコニコでレッスンに来てくれるのに

先日は大好きなおもちゃを手に握りしめて

少し硬い表情でレッスンに来てくれました。

 

あれ?

 

と思った予想が的中。

 

「レッスンにおもちゃは持ってこない」

 

というお約束を守れずに

とうとうレッスンルームにまで

持って入ってしまいました。

 

私は

レッスン室の外で聞き耳を立てていました。

 

レッスンが始まって

お母さまがおもちゃをバッグにしまわれるとすぐ

え~んえ~んと大きな泣き声が・・・。

 

案の定

駄々をこねて泣きわめいて

仕方なく

レッスンの途中でRくんとお母さまは

お部屋から出てこられました。

 

私「この一週間、変わったことはありましたか?」

 

お母さま「いいえ」

 

私「おばあちゃまに預けることが多かったのではありませんか?」

お母さま「いいえ」

 

私「体調が悪い、ということはありませんか?」

お母さま「いいえ」

お母さま「こんなことは初めてなのでビックリです。

そういえば、

昨日歯医者さんに連れていきました。

普段と違うことと言えば、そんなぐらいです」

 

というやり取りがありました。

Rくんはずっと傍らで号泣しています。

 

私は、お母さんにレッスン室に戻ってもらい

Rくんと二人で話すことにしました。

 

とはいってもまだ2歳ちょっと前。

 

上手に自分の気持ちを言うことはできませんので

私が質問をしてRくんがyes,noで答える、

という感じのやりとりです。

 

いろいろと話をしていると

「あ、これが原因だな」

ということが判明しました。

 

「Rくん、○○が嫌だったんだよね。

ママに分かってほしかったんだよね。 

分かるわかる。

先生もRくんと同じ気持ちになると思う。  

先生からママにちゃんと伝えてあげるから安心して。

泣かなくてもいいんだよ。

もうわかったから。

先生も、ママも、Rくんの味方だよ

 

と言いました。

 

するとどうでしょう・・・

 

Rくんは

自分を取り戻し、

ぴたりと泣き止んで

冷静に

「ママのとこへ行く」

 

と笑顔で戻って行きました。

 

 子どもは

『自分の気持ちをわかってほしい』時に

 

言葉がうまく操れないので

泣く、駄々をこねる、わがままを言う、 

投げる、叩く、寝転がる、意地悪をする、

蹴る、・・・・などで

気持ちを表すことがあります。

 

せっかく

精一杯の駄々をこねて気持ちを伝えようとしているのに

 

「はいはい、お菓子を食べましょうね」

「はいはい、テレビを見てちょうだいね」

「はいはい、スマホでアニメをみましょうね」 

「あらあら、眠いのかな?お昼寝しましょうね」

「はいはい、このおもちゃがいいのかしら?」

「はいはい、泣かないでジュースを飲んで」

 

ごまかして、

子どものご機嫌取りをしているお母さんはいませんか? 

 

ごまかし育児はダメです。

 

お子さんのゴネゴネに真剣に

真正面から向き合って

一つ一つその場で解決。

 

一方で

 

 

「ことばを早く育ててあげる」

というのも非常に大事なポイントですよ。

 

言葉で気持ちを上手に伝えることができるようになってくると

ゴネゴネは

本当に

驚くほど落ちついてきます。 

 

七田式教育は「ことば」の育ちを早めます。

 

胎児、0歳から七田式教育を受けた子どもは

ことばの育ちが早いのが特徴で

個人差もあるにせよ

獲得語彙量は通常の4倍と言われています。

 

だから

 

聞き分けがよく、

落ち着いた子が多いのかもしれません。