お茶をこぼした時の子どもたちの発言
滋賀県の七田式滋賀代表です。
ご覧いただきありがとうございます。
さて、
新学期が始まってしばらくが経ちました。
今は、
目下、
運動会の練習といったところでしょうか。
この連休に終わったところもあるのでしょうか。
さて、
この夏、教室ではいろいろなことがありました。
私が、
「面白いな」
「因果関係がはっきりしているな」と思ったことがあります。
それは、
小学生コースや英語小学生クラスでの出来事です。
子どもたちは水筒を持ってきています。
暑かったですからね。
レッスンの初めや休憩中にはお茶を飲みます。
ところが、
蓋を閉めるのが甘かったり、いい加減だったりして
こぼしてしまうこともあります。
そんな時、
子どもたちはどんな風に振る舞うのだろうか、
と観察していました。
Aさん・・・
こぼしてしまったことに気づき
「あ、やばい、やばい、先生、タオル貸して~。お茶こぼれた!!」
Bさん・・・
こぼしてしまったことに気づき
「先生、お茶こぼれた」(暗い表情)
Cさん・・・
こぼしてしまったことに気づいているのに
何も言わないで知らん顔(ビクビクしている)
Dさん・・・
こぼしていることに気づかず
となりのお友だちが気づく
そして、お友だちが「先生、お茶がこぼれてます」
と報告。
自立しているのは、もちろん、Aさんです。
小学生になったら
お母さまには、
お子さんから徐々に「手」を離していってほしい、というのは
こういうことです。
いつまでもBさん、Cさん、Dさんではいけません。
お母さんが徐々に手を離していかない限り
Aさんにはなれません。
お母さんが代わりにあれやこれやとやってあげるから。
お母さんが先にあれやこれやとやってあげるから
いつまでたってもできないのです。
うっかりこぼしてしまったときに「きつく叱られて」きたお子さんは
Bさん、Cさんになりがちですよ。
こぼすこと、失敗すること、って誰にでもあります。
皆誰も完璧ではないのですから。
「こぼす」はきつく叱る場面ではありません。
親の態度一つですよ。
気をつけましょう。