ここの七田さんは緩い感じだから→学力は育たないな→じゃ、違うな。
滋賀県の七田式(SHICHIDA)栗東教室
栗東教室代表blogです。
入室相談にお見え下さった方とお話をする中で
いつも感じる、「あること」があります。
それは何かというと、
私が七田式教育や心の教育の話をしはじめると、
「あ、ここの七田さんは、
心の教育(おそらく軽いしつけ教室のような感じ)が
メインなんだな。
しつけのことや、お行儀、
お作法のことを教えてくれる感じで
特に宿題も、暗唱課題もないし、
緩い感じなんだな。
・・・ということは、
学力向上は望めないな。
じゃ、うちは要らないわ。
ないない。
違うところを探さないと。
早く、この先生の話終わらないかな。
もういい、もういい。
早く終わって~~~帰りたい。
場違いなところへ来ちゃったかも。
勧誘されたらいやだから、
早く帰らなくちゃ」
という雰囲気を醸し出されるお母さまが増えている
ということです。
ちょっと待って。
痩せた土地に生えた、ヒョロヒョロの木に
小さな実がそこそこ生っているのを見て
満足するのか、
肥沃な土地に雄大な大木を育て
じっくりと時間をかけて
大きな実がたわわに生るのを待つのか、
その違いを分かってほしいのですけれど。
ヒョロヒョロの木は
台風や嵐が来たら・・・
すぐに折れますよ。
幼少のうちに認知スキルを伸ばすことばかりしてしまうと
非認知スキルが伸びないということが言われますが、
実際、
日々子どもたちに接していると、
これは真実だと実感します。
「10歳以降からさらにグングン伸びる子」
「10歳で頭打ちになるだろうという子」
幼少期の関わり方が、この違いを生むということを
知っているから
教室では何度も何度も
お母さまにお話をしているし、
個別相談にお見えになった方にも
この点を伝えたくてお話をするのですが・・・・
なかなか伝わりきらないのが
もどかしいです。
目下のお悩みナンバーワン、です。
2015年度のStep1クラスの子どもたち。
いよいよ4月からはstep3へ進級です。
緩い感じの教室ですが、
どの子の学力も素晴らしいですよ。
もちろん、非認知スキルも抜群です。