Q「上の子が下の子にちょっかいを出すんです」

ファーストクラスの子育て®

心の子育て右脳教育

岩永リタです。

ご覧いただきありがとうございます。

よくあるお悩み相談です。

「上の子が理不尽に下の子にちょっかいをだす」

というもの。

対等な「けんか」

というよりは、

怒られるのが分かっているのに、あえてやる、

ということが多いのではないでしょうか？

そして、

その理不尽さに見かねた親が

「こら！」

「お兄ちゃんなのに！」

「お姉ちゃんでしょ！」

と

上の子を怒鳴りつけるものだから

ますます泥沼に。。。。

上のお子さんが下のきょうだいに

理不尽にちょっかいを出す原因は

ただ

一つ。

「不満と不安があるから」

です。

「お母さん、こっち向いてよ」

「お母さん、もっと私のことを見てよ」

「お母さん、私のことを気にかけてよ」

「私、お母さんに愛されているのかな？」

「お母さんに聞いてほしいことがあるの」

「お母さんにやさしくしてほしい」

「弟の方が大事なの？」

「妹の方が好きなの？」

「私はもういらないの？」

と読み換えればうまくいきますよ。

上のお子様が下のきょうだいに

ちょっかいを出し始めたら

「こら！やめなさい！」

と怒鳴るのは何の解決にもならなくて

かえって

子どもの心を固く冷たくしてしまうだけ。

そんな時は、

「ねえねえ、お兄ちゃん。どうしたの？」

「学校で何かあったの？」

「何か不安なことがあるの？」

「何か言いたいことがあるの？」

「困ったことが起きたの？」

と優しく聞いてあげてください。

ちょっかいを出したくて出しているんじゃないの。

本当は、きょうだい仲良くしたいのですから。

お父さん、お母さんを困らせたいわけじゃないの。

でも、

どうしても、

心に巣くっているものがあって、

それに気づいてほしいから

「ちょっかい」

を出してしまう。

そういう複雑な心境を察してほしいです。

でもまあ、

巷では、

「こら！」と一喝して

「いい加減にしなさい」と雷を落として

ほとんど終わっているように思います・・・

残念ながら。。。。

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