あいさつの強要は見ていられないので

ファーストクラスの子育て®

心の子育て右脳教育

岩永リタです。

ご覧いただきありがとうございます。

七田式教育に長年携わっていると、

七田式教育は

ただの

「心を育てる幼児教育」ではない

ということが分かってきます。

おそらく、

通室8年、9年、のお母さまは

そろそろ

気づかれている頃だと思います。

「幼児」向けに

読み書きなどの知育を

メインに教える教室ではありません。

「幼児」向けにしつけを教える教室でもありません。

まして、

有名幼稚園や有名小学校の受験を

突破するために

「みせかけ」のお行儀良さを

身につけるところでもありません。

そうそう、

『見せかけのお行儀』

といえば・・・・

こういう場面をよく見かけますね。

↓

「せんせい、さようなら、は？

せんせい、ありがとうございました、は？

早く、ちゃんと、言いなさい！」

見ている方がつらくなりますから、

あいさつの強要は止めて下さい。

言われなくてもできる子にするのが

「心の子育て」です。

「言いなさい」と言われて言うのは

ただの、猿まね。

そこに「心育て」の要素はありません。

ただただ復唱ができました。

というだけのこと。

じゃ、

「あいさつ」ってどうやって教えるのですか？

それは・・・

お家の方が、

日常の中で

あるいは社会生活の中で

あいさつをしている姿をいつも見せていれば

いいだけです。

親の姿を見てきた子は

必ず

自分からできる子になります。

子どもは親の言う通りにする、というレベルから

親がしていた通りにする、というレベルに進みます。

それまで

待ってあげましょう。

「ドアは足で閉めちゃだめよ」

と言っているお母さんが

ドアを足で閉めているのを、子どもが見ていたとしたら・・・

ドアを足で閉めない子になるのか

ドアを足で閉める子になるのか、

どっち？

後者ですよ。

そりゃそうですよ。

だから、

親がお手本を見せ続けていれば

必ずできるようになります。

それでも

何か一言お子さまに向けて

言いたいのであれば、

「さようなら、って言いなさい」と促すのではなくて

「お別れのごあいさつをしましょうか？」

と言えばいいですし、

「ありがとう、を忘れているな」

と思えば、

「お礼を伝えたらどうかな？」

と言えばいいのではないでしょうか？

子どもは

身体こそ小さくて

今世での経験は少ないかもしれませんが

魂の存在であるという点においては

親も子も同じ。

同じ一人の人として存在しているのだから、

「ありがとうは？」

「ごめんなさいは？」

と

親が「親らしくしていますよ」的に

振る舞うことに意味があるんかな？

それ、親のエゴちゃうん？

と私はいつも思っています。

なんで、こんなことを言うのかって？

それは、

私自身が

小さい頃、

親から「ありがとうは？」と人前で言われることに

ものすごく抵抗があって

とにかく嫌でした。

そのたびに

「恥をかかされた」

と

苦々しく思っていたからです。

だから、

自分の子育てでは

何があっても絶対に言わなかったワードです。

でもね、

無事に

挨拶のできる礼儀正しい子に育ちましたよ。

子どもを自立させたい、と思っているのに

どうして、

この文言をわざわざ言うのか、と

不思議です。

親だからと言って

人前で

恥をかかせる権利があるのでしょうか？

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