「太陽は赤いよ。お空は青いね。白いクレヨンは何も描けないよ!!」という先入観の押し付け

七田式・滋賀、代表ブログです。

ご覧いただきありがとうございます。

 

私は

日ごろは主に小学生コースを担当していますが

たまに

幼児さんのクラスを代行することがあります。

 

どのクラスでも

だいたいは

最後の方に

「書き」「描き」の取り組みが入ってきます。

右脳左脳連携から出力、というカテゴリーです。

 

 

ベビーコロールという大きなクレヨンを使ったり

イシコロールという

小さな石ころ様クレヨンを使ったりしますが

 

お口に入れる段階を卒業されたクラスでは

短く折ったクレヨンを使うこともあります。

別にケチって折っているのではありません。

3指、2指で持てるように、との工夫からです。

 

クレヨンには

様々な色の種類を用意しておきます。

 

あたり前ですが

「白」

も渡します。

 

 

ある日の代行のレッスン日。

 

どの子もまず、

白いクレヨンを手にしました。

 

私は、

「このクラスのお母さまはどんな反応をするのかな?」

と意識をして見ていました。

 

そこはさすが!

 

七田式のお母さんでした。

 

「白いクレヨンだね。さあ、どこを塗りましょうか?」

「あ、上手、上手」

「うわ~いっぱい描けたね。上手だね。」

 

と、

上手に声かけをされていて

とても嬉しくなりました。

 

「それは白だから描けないよ」

「色がつかないよ」

という発言は一切ありませんでした。

 

「太陽は赤く塗ってね」

「お空が緑色なのはおかしいよ?お空は青だよ」

という

無神経な発言も一切ありませんでした。

 

子どものすること、言うことすべてに感動し、

認めてほめて

上手に

出力に導いてくださっていました。

 

現場の講師が

お母さまに「七田メソッド」をちゃんと

お伝えできていることを確認することもできて

安心しました。

 

太陽は赤い、

空は青い、

白色では絵が描けない、

 

というのは先入観です。

 

よく見て!

 

太陽は本当に赤いですか?

空はいつも青いですか?

身の回りに白いものって無いのですか?