心の子育て: 学びが多い小学生コース@栗東

七田式・滋賀

代表ブログです。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

(数年前の記事のリメイクです↓)

今日は、

Step1のクラスでこんなことがありました。

K君のテキストが・・・・・・・・忽然と消えたのです。

 

さっきまであったのに・・・

 

すると、当然

子どもたちは一生懸命探し始めてくれました。

 

自分のカバンに間違って入れたのではないか?とか、

 

トイレに行ったとき、

間違って持って入っちゃったのではないか?

 

とか、

 

絨毯の下に潜り込んじゃったのじゃないか?

とか・・

 

先生が間違ってカゴに戻しちゃったんじゃないの?とか。

 

すると、そんなドタバタのさなか、

 

Aくんが、他人事のように

「せんせい、実験早くしようよ」

 

と言いました。

 

私は、「え?」と思いましたが、

聞こえないふりをしました。

 

A君が、

 

『自分勝手な発言をしてしまったな』

 

私の態度から

察してくれないかな?と思ったのです。

 

 

しかし

また

すぐ

 

「ねえ、先生、早く~~~実験しようよ~」

 

と、言いました。

 

もう聞こえないふりをすることはできません。

 

 

みんなで

Kくんのテキストを一生懸命に探している最中に

そんな他人事のような発言をするなんて!

 

困っている友達が目の前にいるのに

その友達を放っておいて

自分の利益を優先してほしい、と主張する。

 

これが、

人としてどんなに恥ずかしいことか、

徳の道に沿わないことか、

ということを

その場でみんなで考えました。

 

小学生クラスは実に学びが多い。

「心の子育て」の七田式、です。