子どもの心を動かす言葉がけを

玄関のボード

滋賀県の七田式公認教室

七田式栗東教室です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

先日の年中さんのレッスンでの出来事です。

 

Tちゃんが

「雨が降って公園に行けない」

と、

レッスン中に外の厚い雲をみて泣き始めました。

 

久しぶりに親子そろって公園に行くお約束があったのでしょう。

 

お母さんも困り顔。

 

取り組みどころではありません。

 

しくしく・・・しくしく・・・。

 

お母さんは何とかして取り組みを・・・と促されるのですが

心がこっちへ向かないかぎり、

取り組みができるわけがく、

困り果てておられました。

 

そこで、

 

他の子どもたちが図形パズルをやっている間に

ティッシュと輪ゴムを渡して

母子でテルテル坊主を作ってもらいました。

(*^_^*)を書いて出来上がり!

 

「これで大丈夫」

かわいいテルテル坊主を握りしめて笑顔が戻ったTちゃん。

 

その後は、

レッスンに心が向いて

取り組みが上手にできました。

 

すると、

 

隣の席のH君が、

 

「雨の日はな、長靴はいて

水たまりでバシャバシャって遊んだらいいねん。面白いで~」

と一言。

 

私「そうやね。どろだんごも作れるし、アメンボも見つかるかも。雨の公園も楽しいよ」

と。

 

そして、

レッスンの終わりに、

みんなでエネルギーボールを作って、

お空へ飛ばしました。

 

その後しばらくして、

雲の合間から晴れ間がのぞきました。

もちろん、

Tちゃんは、ニコニコで帰ってくれました。

 

子どもたちが教室で見せる姿は

いつも私に気づきをくれます。

子どもの心を見て、

察知して、心を動かすこと。

「子育ては小手先ではだめなんよ」

という七田眞先生の言葉が

いつも私の中で響いています。