無頓着と思えるほどの寛容さ
滋賀県七田式公認教室、
七田式栗東教室です。
ご覧いただきありがとうございます。
先日の朝、
上の娘が大きくて重そうな紙袋をいっぱいぶら提げて
学校へ向かおうとしていました。
体育祭の練習で
体操服や水筒、お弁当、教科書などですでに
かばんは満タンなのにその上さらに!
一体、何が入っているの?
と覗いてみたら
ipodのスピーカーじゃありませんか。
しかも据え置き型のわりとでかいやつです。
ここからは一問一答でお伝えします。
私「何でこんなもん持っていくん?」
「体育祭の○○の練習で使うから」
私「誰が?」
「よそのセクションの子」
私「何でよそのセクションのためのものを、
わざわざあなたが持っていくの?しかも家が遠いのに」
「別にいいやん。家にあるもんやねんから。
みんなは持ってくるのしぶってたし。」
私「でも、重いやん。自分が使うものでもないのに」
「別に重くないよ。持っていくぐらいなんでもないやん。」
私「自分の目の行き届かないとこで使用されるんでしょ?壊れるかもよ」
「別にいいやん、壊れたって。十分役目を果たしたってことで」
私「『いい人』を演じようとして、無理してるん?」(無理してないのは母として重々承知)
「無理してへん。ってか? 無理する、ってどんな感じ?何なん、それ?」
私「『自分だけ貧乏くじ!!
なんで私が、こんな重い目をして他人のために持っていかないとあかんのよ!! 』
って腹立ってない?」
「腹が立つことなんて、ないで。」
こんな問答でした。
私が高校生で、娘の立場だったら、
きっとこんな風には考えられなかったな、
と思うと、
この無頓着とも呼べるほどの寛容さには、本当に脱帽です。
学力第一で育てない。
他人の役に立つことこそ、喜び。
という七田式教育で育てると
子どもの感性はこんな風に育つのですね。
わが子ながら、
その感性にいつも驚いてしまいます。