しせい、とほ~小学生クラスの紙芝居

SHICHIDA栗東教室の玄関

滋賀県の七田式栗東教室です。

ご覧いただきありがとうございます。

 

またまた

小学生クラスで感動したお話です。

 

 

小2~3年の子どもたちのクラスでの出来事です。

 

小学生コースでは、

国内外の偉人の伝記を紙芝居にして見せる取り組みがあります。

 

紙芝居中の文言は講師にしか見えません。(当たり前)

 

子どもたちは、

知らない言葉や単語があっても

なんとなく紙芝居の絵から類推して

伝記の要約をつかまなくてはなりません。

 

「人間学」を学ぶというのが本来の目的ですが、

わりとハードな集中力が必要な取り組み

となっています。

 

先日の紙芝居は中国の偉人のお話でしたので

さらに、難解です。

 

人名や地名に馴染みがありませんから。

 

子どもたちはそれでも

必死になんとか理解しようと努めてくれてました。

 

 

 

「しせい、とほの・・・」

のところで、

一斉に子どもたちの顔が

「わけわからん????」という表情になりました。

 

 

「詩聖と呼ばれた、とほの・・・」

に言い直したのですが、

 

まだ

 

「わけわからん」の顔をしていました。

 

そこで、

 

 

「春望(しゅんぼう)!!」

と叫びましたところ、

 

「杜甫!」

という返事が全員から返ってきて

 

「あ~、あの春望を書いた杜甫さんのことか・・・知ってる知ってる」

 

みたいな雰囲気になって一件落着。

 

暗唱ってすごいですね。

 

「春望」は、

漢詩漢文の一番最初の課題なので、

ずいぶん前に覚えた分なのですが

やっぱり

只管暗唱をすると潜在脳に入っていくためか

いつまでたってもしっかり覚えているんですね。

 

 

子どもたちの脳って素晴らしい。

漢詩