「ちゃんと」できなくてもいいんだよ。

滋賀県の七田式(SHICHIDA)栗東教室

栗東教室です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

昨日は真夏のような陽射しでした。

しかし、

教室の中は、ありがたいことに

朝日はあたりますが、

その後は日陰になりますので

日中も

わりとヒンヤリとしていました。

 

森に助けられる季節です。

 

さて、

今日はこんなお話です。

 

4月から新しいクラス編成になりました。

 

私のレッスンを初めて受ける、

という子どもたちも

多いです。

 

最近は

年長児、小学生、という

大きな子どもたちのクラスばかりを担当していますから

当然です。

 

こちらとしても

子どもたちの個性を探りながらの

レッスンになりますが、

 

子どもたちの方も、実は

私の品定め、をしているようです笑。

 

 

年長クラスでは、よくこんなことがあります。

 

出席カードに『けっせき』のシールを貼ってみる、

というものです

 

これは、

『この人は冗談が通じるのかどうか』

を探っているのですね。

 

出席シールに関するお約束は

 

「一人ひとつ」

 

という決まりだけですから、

「けっせき」シールを貼ることは

間違いではありません。

 

だから、

怒ることもないし、

間違っている、と指摘することもありません。

まして、貼り直させることもしません。

 

「来てるのに、けっせきなんやな~。」

とふざけ返すだけです。

 

 

最近

ようやくこの儀式が一巡したところです。

 

 

この儀式(?)によって

子どもたちはどのように感じているかというと、

 

「この先生の前では、頑張らなくてもいいんだ」

「ギャグや、面白いことを言っても、大丈夫なんだ」

ちゃんとしてなくても、怒られないんだ

「ふざけても大丈夫なんだ」

「先生は僕たちの気持ちを分かってくれる」

 

 

ということになります。

 

だから、

 

お家で締め付けが厳しいお子さんであればあるほど

レッスンでは自由奔放にカットインをし、

脱線し放題です。

 

逆を返せば

 

お家で自由に生活をさせてもらって

自分の思ったことを言い、

思った通りにさせてもらっているお子さんは

(注:わがままということではありません)

カットインはしませんし、

レッスンで自由奔放にふるまうことも

ありません。

 

「ちゃんとしなさい」と締め付けて育てると
「ちゃんと」できなくて、
「ちゃんとできなくてもいいんだよ」とゆる~く育てると
それなりの年齢になれば
「ちゃんと」できる。

 

このことを、理解して下さいね。

 

 

★教室のホームページはこちら

 

七田式栗東教室 金言