なんだ、その叱り方は?

滋賀県の七田式(SHICHIDA)栗東教室

栗東教室です。

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

今日も雨模様になりそうです。

梅雨のはしり、だとか。

 

先月はまったく

「春」を楽しむ余裕がありませんでした。

今月こそは、少しでもいいので

季節を感じる暮らしを!

と思っていたのに、もう梅雨?

それはないでしょう・・・・。

 

 

さて、今日はこんな話題を。

 

 

教室に初めて体験に来られた方に

「七田式は叱っちゃダメなんでしょう?」

と言われることがあります。

 

 

 

『認めてほめて愛して育てる』

ですから

そんな風に誤解されることもあるのかもしれませんね。

 

しかし、

善悪の基準を教えることは必要です。

 

2歳にもなっているのに

公共の場で迷惑をかける、とか

お友達を叩くとか、

物を投げたとか

髪を引っ張ったとか、

道路に飛び出した、とか

ハサミを振り回した、とか

 

これは

叱らないとだめです。

 

そんな時に、おかあさんが何も言わないで傍観していると、

 

「何も言わない=してもよい行動」

 

と、子どもは解釈しますよ。

 

ここぞ、というときは

しっかりと「良い・悪い」を教えてあげて下さい。

 

でもね、

 

何度も言いますが、

 

肝心の時に、

お母さんの「叱ることば」が

右から左に突き抜けてしまう子が多くて

結局

「叱る」

になっていないことが多いです。

 

市井で見かける親子さんたちも

圧倒的にこのパターンが多いです。

 

なぜだと思います?

 

それは・・・

 

お母さんやお父さんが

真剣に本気で叱っていないから」

です。

 

 

普段から、

どうでもよいことに「小言」をガミガミグチグチ

言っているでしょう?

すると、

『これはラインをこえたぞ!』 の肝心な時に

お母さんの言葉が子どもに入っていかない。

 

つまり、

メリハリがないということです。

 

普段は穏やかなお母さんが、

鬼の形相で

「ダメ!!!!!」

と本気で真剣に諭すから、

「しまった。なんてことをしちゃったんだ。もうやらない。」

って

子どもの心に突き刺さるのです。

 

そうなると、

二度と同じ過ちをしない。

 

子どもの中に善悪の基準が「自分軸」で形成されていくから、

段々と「叱る」場面が減っていく。

 

わかりますか?

 

親がいてもいなくても、

「これはしてもいい」

「これはしてはいけない」

「今はこれはやめとこう」

が、一人で判断でき、

そのように振る舞えるということです。

 

だから、

「叱る場面が減っていく」のです。

 

「叱らない」子育て、というのとはまた違うんだな・・・。

 

このしつけは、1歳7~8か月からスタートです。

3歳のお誕生日には完了してほしいです。

 

2歳代は「イヤイヤ期~」

なんてノンキに言ってる場合じゃない。

しつけのクライマックス期ですよ。

 

『この時期にしておかないと、身につかないのに、

なんだ、そのしかり方は?』

 

と憂うこともしばしばです。

 

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