出席カードに貼るシールは一つだけ、という約束に隠された意図

滋賀の七田式教室代表です。

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

私どもの教室では

レッスンの前に、

子どもたちは一つずつ「出席シール」を選んで

出席カードに貼ることになっています。

 

季節のシールがいろいろとあって

「どれにしようかな?」

と迷う瞬間です。

 

「シールは一つね」

というお約束があるのですが、

ついつい、

あれもこれも貼りたくなってしまいます。

でも、

がまん。がまん。

先生とのお約束だからね。

 

子どもが出席シールを選んでいる時、

さて、お母さまは何を見て

何を思っておられるでしょう?

 

「なんでもいいやん。」

「早く貼ってよ!」

「スッと選んだらいいのに」

「優柔不断やな」

 

っていう感じ?

 

いえいえ、

これでは、七田式ではありません。

 

子どもは、

たった一つのシールを選ぶ瞬間にも

イメージ力を総動員しているのですよ。

それに気づいてください。

子どもの心の動きを見てください。

 

🍆のシールをみて

 

『あ、これ、知ってる。

見たことある。

食べるものだ。

この前、平和堂にお買い物に行ったとき

お母さんが買ってたな~。

そうだ、思い出した!今日のお味噌汁に入ってた!

なんていう名前なんだろう?』

 

と、いろいろ思いを巡らせているのです。

 

だから、なかなか選べないのです。

時間がかかるのです。

 

そういう時は

助け船を出してください。

 

「これは、🍆なすだね。この前お味噌汁に入ってたね。

美味しかったね。思い出したね。

じゃ、今日はこれにしようか?」

 

と。

 

 

すると、

子どもは得心をして、スッと選びます。

 

それでもまだ迷っている様子なら、

「じゃ、今日はこの🍆にして、

来週、この🌰にしたらどうかな?」

と、提案してくださったらいいのです。

 

この

非常に邪魔くさくて面倒くさい一連のやり取りを繰り返していると、

そのうち、

子どもは自分の意志で

選ぶことができるようになっていきます。

これが「心の子育て」です。

 

「今日はこれを貼るわ~。で、来週はこっちを貼るからね」

と、自分で決めることができるようになります。

 

母「これでいいやん。早く貼って!もう、いつまで迷ってるのよ。

さっさとしなさい。はい、今日はこれね!」

という言葉がけでやっつけ仕事で誘導し続けている限り

こういう結果はいつまでたっても絶対にやってきません。

 

シールを貼る、という作業にも

「七田的解決」と「七田的心の子育て」が隠れているのです。

 

 

七田式栗東教室オリジナルサイトはこちら

 

★七田式びわ湖大津教室のオリジナルサイトはこちら