読書感想文は、豊富な体験と豊富な語彙力が必要なハードルの高い宿題です

滋賀県の七田式教室代表です。

ご覧いただきありがとうございます。

 

一昨日、そして昨日、と今年の小学生夏の講座が無事終了しました。

月曜日に開講した「読書感想文講座」は

毎年のことながら

お見事な集中力でした。

どの子も、2時間半という制限時間内にすべて書き上げました。

 

年を重ねるごとに子どもたちの能力が高くなっているのを実感しました。

そして、

講師の方は・・・

年を重ねるごとに、体力気力が失われていくのを実感しました笑。

 

同じ本を題材にした子がたくさんいましたが、

どの子もそれぞれ、感じ方が違っていることに感嘆しました。

そして、やはり

子どもの経験や体験から引き出される感情・・・これが一番大事だということを

今回も改めて感じました。

 

つまり、

そもそも経験の乏しい子どもには読書感想文は書けない、ということです。

「感想文」を書く・・・・つまり、人に自分の感想を伝える文章を書くということは

バックグラウンドにたくさんの経験があってこそ、です。

そして、

もちろん、

その感情を表現する「ことば」という武器をたくさん持っていないと

書けるはずがありません。

 

読書感想文という宿題が出される小学校も多いと思いますが、

これは非常にハードルが高い宿題です。

ただ本を読めば誰でも書ける、という類のものではありません。

幼少からいかに体験を豊富に与えたのか、

そして、言葉をどれだけ育てたのか、

親の子育て姿勢が問われる宿題のような気がします。