こどもの「ダダ」が収まらない原因は、親の対応にあり。
滋賀県の七田式公式教室
七田式滋賀代表です。
ご覧いただきありがとうございます。
ほんとに、寒い!
今日は中学入試一日目&センタ―試験一日目。
みなさん実力が出せますように。
教室は、本日、全クラスお休みです。
さて、
今日はこんなお話をしたいと思います。
子どもが「ダダ」をこねた時、肩透かしをしてはいけませんよ
というお話です。
七田式栗東教室ニュースレター「ラベンダー通信」より
子育てをしていると、
順調だった子育ての日々が
途端に「うまく」いかなくなる時期があります。
だいたい、1歳7~8か月ごろです。
なぜかというと、
子どもの自我が出てくるからです。
子どもの自我、というのは具体的には
「これをやりたい」「あれをしたい」
「これを着たい」「これを持っていきたい」
・・・・という意志のことです。
これは、少なくとも5歳のお誕生日までは続きます。
手指の発達や言葉の発達が早い子どもは3歳になれば少しずつ落ち着いてきます。
『ダダ』は心の中の思いと現実とのギャップが原因というものが多いです。
「私は今これをしたいのに、できない!」
「自分のイメージ通りにハサミが使えない」
「自分の着たい服はこれじゃない」
「僕はコレがしたいのに、お母さまはダメって言う」
「私はこれが食べたいのに、お母さまはダメって言う」
「長靴がはきたいのに、お母さまはこれをはきなさい、って言う」
など、です。
こんな風に、子どもが『ダダ』をこねて泣きわめいたら・・・どうしていますか?
まさか、お菓子で釣っていませんよね?
それは絶対やめて下さいね。
『ダダ』が始まったら、一度だけ「理由」や「いきさつ」を説明し、
そのあとはひたすら共感し、気持ちを切り替えるまで待ってあげましょう。
共感する、というのは
「そうだね、これがしたかったんだね」
「これをもっとこうしたかったんだよね」
「この積み木を、こんな風に積みたかったんだね」
「この服が着たかったんだね」
「これ、欲しいよね。でも買ってもらえないね。でも、欲しいね。」
そして、
気持ちを切り替えて落ち着くことができたら
「自分で気持ちを切りかえることができたね、偉かったね」
とほめてあげましょう。
我慢すれば→ほめられた。
気持ちを切り替えたら→ほめられた。
落ち着いて泣き止んだら→ほめられた。
↑
この繰り返ししかありません。
ところが、
街で見かけるほとんどのお母さんはこっちをされているので、
いつまでたっても
「ダダ」がおさまらないのです。
↓
我慢せずにわがままを通したら→お菓子がもらえた。
泣き止まずにわめき通したら→飴が口の中にやってきた。
気持ちを切り替えずにずっと不機嫌でいたら→おもちゃを買ってもらえた。
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