お友達とのトラブル
滋賀県の七田式公認教室
七田式栗東教室です。
ご覧いただきありがとうございます。
先日の小学生のレッスンでの出来事です。
いつものように
「おねがいします」という挨拶で始めたのですが、
T君、なんだか落ち着きません。
準備もそこそこにして
持ってきた本を読んだり
「トイレ」へ行ったり、
戻ってきては、
また、ロビーへ逃避。
これではイメージトレーニングができませんので
「しばらく、ロビーにいてください。
自分の心が落ち着いてきて迷惑がかからないな、
と思ったら
そっと入室してください」
ということになりました。
いつもなら、
5分もすれば戻ってくるのに
今回はなかなか戻ってきません。
レッスンを受けている他の子どもたちも
気がそぞろになっていきます。
そこで
休憩をはさむことにして
T君と話をすることにしました。
私「何かあったの?」
T君「あった」←即答
私「じゃあ、何があったのか、教えてくれる?」
T君「友達に絶交するって言われて悲しかった。まだ仲直りできてないねん。
ぼくの一番仲のよい親友やねん。せんせい、どうしよう?」
私「そうか・・・。自分一人でどうしたらよいのかわからなくて困ってたんやね。
せんせいにできることがあったら力になるよ。
一緒に考えよう。
教えてくれてありがとう。」
ということになり、
どうしてそんなことになったのか
一部始終を聞きました。
この間、
M先生が代理でレッスンを進めてくれました。
ありがとう!
そして、
このあと、
T君はレッスンにすっと戻ることができました。
全員で、
「絶交」の意味や、そう言われたときの気持ちを考えてみました。
じゃあ、T君はどうすればよいのか、
ということもみんなに考えてもらいました。
解決の糸口が見つかったかどうかは、不明ですが、
T君に笑顔が戻って
その後は集中してレッスンができました。
小学2~4年は
お友達との関わりを学ぶ大切な時期。
些細なことで傷ついてしまうお年頃です。
学校から帰宅した子どもがいつもと違って
だらだらしていたり、
暴言を吐いたり、
イライラしていたり
投げやりだったり、
やる気がなかったりしたら・・・
お母さま、
どう対応されますか?
たいていは
怒ったり叱ったりなじったりされると思いますが、
これでは解決になりません。
ますます子どもの心が閉じていくだけです。
子どもさんの様子がいつもと違っていたら、
その姿を見てイライラしたり、
叱りつけたり、
怒鳴りつけたりするのではなくて
「何かあったんか?」
と優しく聞いてあげてください。
素直に心中を吐露できる母子関係を築いておくのが
大前提ですけれども。
そんなこんなで
先週のレッスンテキストは空欄だらけです。